嵐の冠番組最終回の数字がSMAPに及ばなかった理由

エンタメ・2020-12-26 18:40

今年いっぱいで活動休止する「嵐」のメンバーが5人そろって出演するフジテレビ「VS嵐」の最終回が24日、「VS嵐最終回4時間生放送スペシャル」として放送され、平均世帯視聴率が15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことを、各スポーツ紙が報じた。

各紙によると、前週17日の10.3%を4.9ポイント上回る高視聴率をマークして、同時間帯横並びトップ。

しかし、2009年10月22日に記録した歴代最高視聴率の18.4%には及ばず。最終回の視聴率は歴代9位だったという。

「フジとしては20%超えを期待していたようで、思わぬ数字だったのでは。とはいえ、数字が伸びなかったのは複数の原因がある」(テレビ局関係者)

嵐の前にジャニーズ事務所の看板を背負っていたグループはSMAP。惜しまれつつ、16年いっぱいで解散することになってしまったが、グループ唯一の冠番組だったフジテレビ系「SMAP×SMAP」の同年12月26日放送の最終回の視聴率は23.1%を記録。嵐はその数字に及ばなかった。

「嵐のテレビ番組の最後は日本テレビ系で26日放送の『嵐にしやがれ』で、そちらはもっと高い数字を記録しそう。フジとしては、日テレにおいしいところを持って行かれてしまった。さらに、大みそかの無観客配信ライブが本当のラストなので、『別にテレビ見なくてもいいや』という考えのファンも多いのでは」(芸能記者)

嵐と違い、SMAPは番組が“ラストステージ”となってしまっただけに、高視聴率にも納得だ。

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