こじらせ王子の小室圭氏とロミオとジュリエット効果

社会・2021-04-16 18:28
こじらせ王子の小室圭氏とロミオとジュリエット効果
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小室圭氏と眞子さまの話だけど、もし小室氏に誠意があればこのスキャンダルが出た3年前に、円満解決していたはずだ。

そもそも、小室氏と眞子さまの問題がこじれだしたのは、小室氏の母親と元母親の婚約者が3年前の400万円借金トラブルにはじまる。

これはスキャンダルに違いないが、これは小室氏の母親と元婚約者の問題で、元婚約者のお金で小室氏が大学に行っていたり、生活費にしていたりしていたとしても、この時点で事実を認め「そういうことでしたら、これからお金をお返しします。いろいろありがとうございました。感謝しています」と、分割でもいいからお金を返していれば、この問題はいまほどこじれなかったはず。

しかし小室氏母子は、「あれは借金ではない。もらったもの」として、話がどんどんこじれ、小室氏は逃げるようにアメリカ留学。そして今回の全28枚の文書発表。これまでの事々についてのご自身の主張にせよ釈明にせよ、あまりに長く内容は「???」である。

そして文書発表のわずか4日後に、急に「お金は返す」と言い出す。おそらくほとんどの国民は、小室氏に不信感しかないのではないだろうか? ある意味小室氏は話をこじらせる天才かもしれない。筆者は密かに彼のことを「こじらせ王子」と呼んでいる。

3年前からいままで母親の元婚約者にお金を返そうとしなかったことと、眞子さまと結婚することで支払われる結婚一時金1億5千万円が目当てなのでは? と多くの人が思うのも無理はない。(これは我々の税金だぞ)

はたしていま、眞子さまの小室氏についての恋心はどうなのだろう? 普通ならこうもこじれたら普通婚約解消だと思うのだが……

心理学で「ロミオとジュリエット効果」というものがある。周囲に反対されての恋に燃え上がる男女の心理。しかしそういった恋は実った後にすぐに冷めるというが、この二人の場合はどうなるのか……

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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