『七人の秘書』が思わぬ高視聴率を獲得できた理由

エンタメ・2020-12-14 12:25

女優の木村文乃(32)主演のドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)の最終回が10日に放送され、世帯平均視聴率が自己最高の16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。初回オール2桁超えで、全話平均視聴率14.5%で今期のナンバーワンドラマとなった。

同作は要人に仕える名もなき「秘書」たちと、その元締となる「影の男」が、副業の「人助け」で金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃して、理不尽だらけの日本社会を裏で操り、変えてゆく痛快ドラマ。正直、前評判はそれほど良くなかったようなのだが…。

「もともと、米倉涼子主演の『ドクターX』の新作を放送するはずだったたが、米倉がオファーを快諾しなかったので試しに放送してみたようだ。すると、1話完結、勧善懲悪のスタイルが、これまでのテレ朝の人気ドラマシリーズには見向きもしなかった若い世代ににもハマり、見事に視聴率と伸ばすことができた。早くも続編決定情報が浮上している」(テレビ局関係者)

そして、ほかにも“勝因”があったようだ。

「木村のほか、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子演じる5人の秘書たちが体力づくりをするシーンが毎回あり、5人は競泳用水着姿を披露。そのほどよいお色気要素も視聴者をひきつけてしまったようだが、続編ではもっと肌の露出を期待したいところ」(芸能記者)

木村にとって代表作になったようだ。

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