人生は短い ぼくたちが後何日生きられるか計算してみた

社会・2021-07-16 18:35
人生は短い ぼくたちが後何日生きられるか計算してみた
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人生は若い人が思っているよりはるかに短い。日本人の平均(中間)年齢は48~49歳くらいらしい。これをご覧いただいているみなさんの年齢は、わからないがちょっと計算してみよう。

いま日本人の平均寿命は、およそ男性81歳、女性87歳である。仮にあなたがいま男性で48歳と仮定した場合、あと33年寿命がある。女性だと39年だ。

男性の場合、365日×33=1万2045日

女性の場合、365日×39=1万4235日

この1万2000~1万4000日という日数は、仮にも”平均寿命まで生きた場合“の日数。現実は65歳までに10人に1人がなんらかの理由で死亡する。

もしあなたが独身で一人暮らしなら、孤独死の平均年齢は61歳だ。

そして人は健康体からバタリと死ぬわけではない。心身が老化し、寝たきりになったり認知症になったり、いろいろな病気になり弱って死んでいくのだ。

そうではない寿命の定義として「健康寿命」というものがある。これは国連世界保健機関(WHO)が提唱した新しい寿命の指標で、平均寿命から寝たきりや認知症、要介護など、健康に問題のある期間を差し引いた寿命のことだ。

2016年の調べによると、健康寿命は男性が72.歳、女性が74.歳とのこと。仮にあなたが男性で48歳なら、健康寿命はあと26年、女性なら28年。

日数にすると、男9490日、女1万220日である。おおよそ残り1万日ということになる。

もちろんこれは、あまりにもざっくりとした乱暴な計算と推測だから、あくまで「遊びで計算してみた」に過ぎないが、なにかの目安にはなるかもしれない。

平均寿命や健康寿命は年々延びているらしいし、逆にもしかしたら明日人生が終わるかもしれない。

さて、あなたは残った寿命をどう使う?

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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