あまりにも不名誉な事態になってしまった公開を控えた２本の映画

伊藤健太郎

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俳優の伊藤健太郎容疑者（２３）が２８日夜、都内で乗用車を運転中にオートバイと衝突する事故を起こし、現場からいったん立ち去ったとして、道路交通法違反（ひき逃げ）と自動車運転処罰法違反（過失運転致傷）容疑で、警視庁が２９日に逮捕したことを各メディアが報じた。

警視庁によると、２８日午後６時前、東京都渋谷区内の交差点で乗用車を運転中、男女２人が乗ったオートバイと衝突。現場から立ち去ったとして、ひき逃げの疑いが持たれている。調べに対し、伊藤容疑者は「バイクとぶつかった後に現場から離れてしまったことについては間違いありません」と容疑を認めているという。

「逃げたところをタクシーが追跡し、タクシー運転手に諭されて現場に戻ったという伊藤容疑者。現場はＵターンが禁止されている場所だったため、事故を起こした時点でパニックになってしまったのだろう。せっかくブレイク中だったのに、一瞬の判断ミスによって俳優としてのキャリアに泥を塗ってしまった」（全国紙社会部記者）

伊藤容疑者は３０日公開の映画「とんかつＤＪアゲ太郎」（二宮健監督）に主人公のライバル役で出演。１１月６日には主演映画「十二単衣を着た悪魔」（黒木瞳監督）が公開を控えていたが、奇しくもこの２作品はなんとも不名誉な事態になってしまったといいうのだ。

「両作品とも、先に主要キャストの１人だった伊勢谷友介被告が大麻で逮捕・起訴されてしまったが、出演シーンをそのまま公開することが決定したばかり。それにならえば、伊藤容疑者が逮捕されても公開するだろうが、主演作品となるとさすがに厳しいのでは。ギリギリまで協議が続けられることになりそうだ」（映画業界関係者）

伊藤容疑者は後悔してもしきれないことをやらかしてしまったようだ。