監督の次回作品はなさそうな黒木瞳

エンタメ・2020-11-10 18:17

11月7日~8日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表されたが、 10月29日に道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕され、同30日に釈放された俳優の伊藤健太郎(23)の主演映画「十二単衣を着た悪魔」はトップ10圏外だった。

同作の公開記念舞台あいさつが7日、主役欠席のまま都内で行われたが、各スポーツ紙によると、冒頭、司会者が伊藤の欠席とともに、事故被害者への見舞いの言葉や、予定どおり公開に踏み切った経緯を説明。 伊藤の件についての話を控えることが前置きされ、監督を務めた女優の黒木瞳(60)は「スタッフ、出演者の皆に支えられ完成することができました」と語った。

その後、関係者が報道陣に対応。黒木に対し伊藤から謝罪があり、黒木が咤激励したことを明かしたというのだが…。

「黒木と伊藤のやりとりがまるで“美談”のように伝えられたが、ネット上では伊藤に対して甘すぎる黒木に対して批判が殺到。肝心な作品の内容だが、黒木がひとめぼれしてキャスティングしたという伊藤、撮影前に黒木に“弟子入り”したという三吉彩花ともに演技が学芸会レベル。話題を集めたところで、集客できるはずがない」(映画業界関係者)

黒木がメガホンを取ったのは今作で2作目。16年公開の「嫌な女」以来だが、同作は興行収入6200万円と大コケ。今回が“再起”のチャンスだったはずだが…。

「大コケすることは確実。前作、今作ともに、黒木と同郷のある企業のトップが資金面でサポートしているが、まったくリターンがないはず。もう出資することはないだろう」(芸能記者)

女優としてはモノになったが、監督としての才能はなかったようだ。

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