男が思う男の魅力は女にとって「？」であったりする

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女性にモテたいと思い、トレーニングジムに通い筋肉を鍛えている男性もたくさんいるかと思う。

筋肉というのは素直なもので、正しくトレーニングをすると必ず結果が出るものだ。個人差もあるが、およそ3カ月ウエイトトレーニングを続けると、筋肉の変化が目に見えてくる。すると楽しくなって鏡の前でポージングをしたり、力コブを作ってみたりするようになる。

中にはもっと大胸筋を発達させたくなったり、腕を太くさせようとする人もいるだろう。まあ、それはいいのだが、初心を忘れてはいけない。

初心は「女性にモテたい」であったはずだ。

恋愛心理学の研究によると、「男が思う男の魅力」と「女が思う男の魅力」にはどうも違いがあるようなのだ。例えば「男が思う男の魅力」では

・筋肉のたくましい胸と肩　21％
・筋肉のたくましい腕　18％
・ペニス　15％
・背が高いこと　13％

とある。ではそれらを女性がどう思っているかというと

・筋肉のたくましい胸と肩　1％
・筋肉のたくましい腕　0％
・ペニス　2％
・背が高いこと　5％

と、びっくりするくらいギャップがある。一方、女性が男性のどんなところに魅力を感じているかというと

・尻（小さくてセクシーと記述された）　39％
・細さ　15％
・平らな腹　13％
（引用：参照『人には聞けない恋愛心理学入門』渋谷昌三著　かんき出版刊）

となっている。特に小さくてセクシーなお尻や細いボディに魅力を感じているらしい。確かに女性に人気の俳優やスターにゴリマッチョやお腹が出ている人は、あまり見かけない。みなさんどちらかというと細マッチョだ。

と、いうことで、もし女性にモテたくてジムに通うなら目指すは細マッチョということになる。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008～2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。