大御所・五木ひろしの“肩たたき”に失敗した紅白

エンタメ・2021-01-07 18:50

昨年おおみそかのNHk・紅白歌合戦に前半のトリとして登場し「山河」を披露したのが演歌歌手の五木ひろし(72)。

昨年の出場で五木は北島三郎(84)が持つ最多出場記録に並び、しかも史上初の「連続50回出場」を達成した。

「北島は13年に50回を達成したのを最後に“勇退”。同年の紅白では大トリをつとめ、出場者や観客に盛大に見送られ、歌手別視聴率は50%を突破。それに比べ、同じ50回を達成した五木はあまりにもさみしい扱い。せめて、トリでもつとめさせてあげれば良かっただろうが、それでは数字が取れないので、トリでの起用は難しかったようだ」(芸能記者)

今年出場を果たせば、北島を超える51回目の出場となり、偉大な記録を更新することになるが、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が今年の紅白の内幕を報じている。

同誌によると、NHKは昨年の出演依頼の際、五木サイドへ“最後の紅白に”と打診したが、人一倍名誉欲の強い五木はそれに難色を示して拒否したという。

五木はリハーサル終了後に予定されていた囲み取材をキャンセル。おみそかにコメントを発表したが、「大きな区切りとして、万感の思いをこめて歌います」とし、まったく卒業に触れなかった。

「要はNHKは五木の“肩たたき”に失敗してしまった。さすがに、今年の紅白は落選させるわけにいかないだろうから、なんとか、今回で“勇退”の花道を設ける方向で調整するしかないのでは。とはいえ、このところヒット曲がないので、落選の憂き目にあっても文句は言えないだろうが…」(同)

コロナ感染対策のみならず、今年の紅白は五木の処遇も大きな課題になりそうだ。

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