小泉進次郎の凋落と滝川クリステルの誤算
社会・2021-10-26 18:53小泉進次郎氏は、自民党若手ナンバー1の人気者であり、将来の総理候補とも言われてきた人物だ。父親は人気総理大臣であった小泉純一郎氏、兄は人気タレントの小泉孝太郎氏、妻は人気フリーアナウンサーの滝川クリステル氏である。その進次郎氏の人気凋落が激しいのだ。
小泉進次郎氏の履歴は
・2007年 父・小泉純一郎衆議院議員の私設秘書。
・2008年 小泉純一郎が政界引退を表明。後継者に指名される。
・2009年 第45回衆議院議員総選挙に神奈川11区から出馬し、初当選。
・2019年 戦後最年少(38歳)で入閣、環境大臣。同年、滝川クリステル氏との『できちゃった婚』を発表。
進次郎氏の人気に陰りが見えだしたのは、滝川クリステル氏との『できちゃった婚』を発表後からであった。進次郎氏の人気は女性層が中心。その中には政治についてはワイドショー程度の関心しかなく、どちらかというと進次郎氏のルックスと血統の良さに惹かれているタイプも多くいた。
そういうおばちゃまたちは、進次郎氏とクリステル氏の妊娠と結婚にガッカリし、まず女性ファンが離れた。結婚でファンが離れるというのは、まさにタレントである。
進次郎氏は父・純一郎氏の支持者「B層(IQが比較的ひくくマスコミの情報に踊らされる層、主に主婦・シルバー層)」を引き継いだ。
さらにファンが離れたのは、環境大臣になったからである。「気候変動はセクシーに取り組むべき」という発言を笑われ、レジ袋有料化で顰蹙を買い、数々のポエム発言を繰り返す。さすがに進次郎ファンも「ないわ~」となってきた。
結果、今回の衆院選では、池袋で行われた鈴木隼人氏の応援演説に、集まったのは約60名程度。今回の選挙戦では進次郎氏の応援演説を断る候補者がいるという凋落ぶり。
これまで数々のお金持ちや有名人と付き合ってきたクリステル氏だが、将来の総理になると狙いをつけて結婚したのだろうが、どうやら大誤算と後悔しているかもしれない。
プロフィール
おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。
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