魅力後44位で激怒の群馬山本知事 自虐ネタはどうなの?

社会・2021-10-15 18:52
魅力後44位で激怒の群馬山本知事 自虐ネタはどうなの?
閉じる

都道府県魅力度ランキングで、群馬県が44位であったことに激怒している山本一太知事。なんでも法的措置も辞さないという。

個人的には、山本知事の態度はむしろ群馬県の魅力を下げかねないではと思ってしまうのだが…? 10数年くらい前からだろうか、群馬県民自身が、群馬県の自虐ネタをネットに挙げて楽しんでいた。2014年3月24日、群馬県の「上毛新聞」には「自虐ネタで魅力をPR」と題し

【「グンマー」「秘境」とインターネットなどで揶揄されていることを逆手に、県が新たなイメージ戦略に乗りだしている。(略)“自虐ネタ”を盛り込みながら観光名所や特産品をPRする。】と書かれている。

『お前はまだグンマを知らない』という群馬をネタにした漫画があるが、累計50万部の大ヒット。映画・テレビ・アニメ・ゲーム化までされている。この物語はグンマ県に引っ越すことになった主人公が、先に引っ越していた幼馴染から「グンマから生きて帰ったものはいない」といわれたり、群馬県桐生市の名物ひもかわうどんで体を縛られるなど、群馬愛あふれる自虐漫画なのだが、山本知事が読んだり観たりすると、やはり激怒するのであろうか?

同じような県をディスる漫画に『翔んで埼玉』がある。この作品は二階堂ふみとGACKTのW主演で映画化され数々の賞を受賞。来年にはパートⅡが公開予定だ。作品中の名台詞に「埼玉県人には『そこらへんの草』でも食わせておけ!」というものがあるが、埼玉県春日部市などでは、今年から「そこらへんの草天丼」など『そこらへんの草(実は埼玉県産の野菜)』を使った商品を発売し、観光に役立てているらしい。

山本知事もこれくらいのしゃれっ気があってもいいのではないだろうか?
(あ、映画『翔んで埼玉』の中で群馬県の県境が凄い秘境に描かれていて翼竜が飛んでいるシーンは、絶対山本知事に見せてはいけない。きっと激怒するから)

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

関連記事
関連タグ
社会新着記事