東京都や政府は本気で五輪やる気あるの? 公式ツイッター画像は北京オリンピックに

社会・2021-02-10 17:32

すごいな…、東京オリパラ組織委員会の森会長が、女性軽視発言をしたと思ったら、次いで二階自民党幹事長が五輪ボランティアの辞退者が相次いでいることについて「どうしてもやめたいならまた新たなボランティアを募集せざるを得ない」と、まるで欠品が出たら補充すればよいといった発言をする。

さらに小池東京都知事はと言えば、森会長の女性軽視発言を受けてIOCと日本側との4者会談を17日前後にやる予定であったのを、「今ここでやってもポジティブな発信にならない」として、欠席宣言。。

4者会談というのは、IOCのバッハ会長、組織委の森会長、五輪担当相の橋本聖子大臣、そして小池東京都知事というトップが東京五輪について話し合う貴重な機会なのだが……

そんな折も折、オリンピックの公式ツイッターのヘッダー画像が2022年の冬季オリンピック開催地である「北京オリンピック」のキャラクター、パンダに変わってしまった。ネットでは「いよいよ東京五輪は中止になったか」と騒がれている。

もしかしたら2022年北京オリンピックは、2022年2月4日から2月20日までということで、ちょうど1年前だからというのが、オリンピック公式アカウント側の理由かもしれないが、あまりにもタイミングが悪いというかいいというか……

さて、バッハ会長は無観客開催であろうと、五輪をやりたい意向のようだが、コロナ禍に加えて、これら日本の重要人物たちの足を引っ張るような言動に何を感じているのだろうか?

それにしても森会長、二階幹事長のヒンシュク発言に続いて、小池知事の4者会談拒否というのは、本気で東京五輪をやる気はあるのかと疑いたくなる。

選手等には悪いけど、IOCも組織委もスポンサー各社も、中止の場合の保険に入っているようだから、もうやめちゃえばと言いたくなりますなあ。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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