男の酒道VOL.33 ~函館からの何かしら~ 函館のお酒編

地方・2022-06-16 20:40
男の酒道VOL.33 ~函館からの何かしら~ 函館のお酒編
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今、函館のお酒業界が熱い!どうも。《男の酒道》執筆者の大野です。

ここ数年、函館のお酒業界が活性化しております。
たぶん皆様方の地元にも【クラフトビール】や【クラフトジン】なんかがチョイチョイ出来てはいるのではないでしょうか?
未だかつて函館には蒸留所が出来た事は無いのですが、醸造所は良い感じで存在しております。

古くは1932年に、小原商店(現 株式会社 小原)が醸造免許を所得し、駒ヶ岳に自生する山ぶどうを醸造しておりました。*ガラナが有名(コアップガラナ)

その後1973年に果実醸造部門を独立させる形で現在の【はこだてわいん】を設立しました。
青函トンネル内で熟成させたワインなども造っており、おみやげとしても人気です。

また【農楽蔵/のらくら】が全国的に近年ものすごい人気です。

街中ワイナリーを自称していてますし、生産規模も小さいので中々入手困難です。

ちなみに農楽蔵のワインは《100%北海道産葡萄》を使用し、《野生酵母発酵》、《低~無亜硫酸添加》、《無ろ過》です。
まさに、こだわりのワインで、私も始めて飲んだ時はその美味しさにビックリした事を覚えております。
ラベルも可愛いし。

更に、フランスのブルゴーニュで300年に渡り経営している【ドメーヌ・ド・モンティーユ】が函館にワイナリーをオープンします。

これは日本初の試みで、今現在も色々作業は進んでいます、畑は年内に11ヘクタール、来年の夏にはワイナリーもオープンする予定との事です。既に他の場所のブドウをつかって醸造もされているんですけどね。

気候や土壌などの条件が求めていた事に合致したそうで、今から楽しみであります。

一方、日本酒だと、以前に御紹介した【七飯町】に【箱館醸造】(2021年2月)が【郷宝/ごっほう】を、【上川大雪酒造】が函館市の《亀尾》に【五稜乃蔵】を新設し、(2022年1月)【五稜/ごりょう】を発売しています。

その他にもビールだと【はこだてビール】や【大沼ビール】、温泉で有名な湯の川には【函館湯川ブリュワリー】*パブを併設(ENDEAVOUR/エンデバー)、ベイサイドには【函館麦酒醸造所】*(ozigi/オジギ)があります。

これらを見ても函館はお酒のメッカになりつつあると言っても良いのではないでしょうか?
ん?蒸留酒関係が無いじゃないか!って?

実は更に熱い風が吹くことになりました。なんとウイスキーの瓶詰業者が出来ました!ボトラーズ業者って奴です。
その名も【BEHIND THE CASK/ビハインド ザ カスク】です。

その内容は・・・次回に続く!
次回、詳しくお伝えいたします。
気になる方、待ちきれない方は検索してみて下さいませ。
本日も貴方が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F

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