意外にも河童は大都会に棲息している⁉

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「私、神田川で河童を目撃したことがあるんです」

そう語る人と会った。アヤシイ人ではない。某一流週刊誌記者のＷさんである。高田馬場にある仕事場で夜を徹して記事を書いた後、神田川近くを歩いているとゴミ箱をあさっている河童を目撃。思わず追いかけたら、神田川に飛び込んで逃げたという。

実はこういう話しはそうめずらしいことでもないらしい。

筆者の知り合いで映画監督のH氏いわく「私の友人で、元警察官も神田川で河童を見ています。なんでも３匹の河童がゴミをあさっていたそうです」

とのこと。なんとなんと、前述した週刊誌記者の話し「高田馬場でゴミをあさっていた」という話しと共通しているではないか。他にも多摩川で子どもの頃に見たという知り合いもいる。

河童というと深山の川に棲んでいるイメージであるが、考えてみれば河童は、常に人間の里に出没する妖怪である。よって都会に棲息していてもおかしくはない。

河童や天狗といった日本人になじみの深い妖怪は、いまだに多くの目撃例がある。松本人志氏など河童を目撃したという有名人も多くいる。

最近いわれているのが、昔から河童や天狗といった妖怪は、実は宇宙人なのではないか？　という説だ。確かに河童にせよカラス天狗はクチバシがあり、いってみれば鳥頭型をしており、宇宙人のレプティリアン（爬虫類型宇宙人）ではないかという人も多い。

レプティリアンタイプの宇宙人は凶暴という説があり、もしそんなものが都会の川にいたら怖ろしいが、これまでの目撃例からいって、ゴミをあさっていたりする程度なので、それほど凶暴でもなさそうだ。

え？　高田馬場や神田川でゴミ箱をあさっていたのは、ネコの見間違えじゃないかって？　そんな夢のないことをいっちゃいけません！