反省も誠意も感じない木下優樹菜の謝罪動画

エンタメ・2021-10-30 10:05
反省も誠意も感じない木下優樹菜の謝罪動画
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2019年に姉が勤務していたタピオカ店経営者を、脅迫行為をしたとして、木下優樹菜さんに、慰謝料約40万円の損害賠償命令が出た。その判決を待ってか、木下優樹菜さんがYouTubeに涙ながらの謝罪動画を投稿した。

筆者もその動画を観てみたが、木下さん、その謝罪は誰に向けてのものなんですかね?
「本当に嫌な思いをさせてしまった相手の方、不快な気持ちにさせてしまった皆さん、本当に申し訳ございませんでした」と謝ってはいるものの、筆者には少なくとも被害者の方への謝罪には見えなかった。

また「私にはやっぱりみんなの前に立って仕事がしたいという気持ちがすごく強くて」とか「私も頑張りたいので、これからもまた一から活動させていただきたく思います」とか言っていて、謝罪というより『芸能界復帰宣言のための広告動画』と受け取られても仕方がない発言もあった。動画の評価も、筆者が見た時点で高評価が4773に対して、低評価は2.3万と、圧倒的に低評価が多い。

謝罪動画の中で次のような言葉がある。「やっと2年を経て、自分の口から自分の口から謝ることができるようになり、今回動画を撮らせていただいてます」

この言葉も判決が出るまで謝る気はなかったのかと受け取られかねない。裁判中、しかも緊急事態宣言中にも関わらず、SNSに友人たちと、楽しそうにお酒を飲んでいる写真をアップしたりと、どうかと思う行動をしているし。

今回、被害者が求めた慰謝料は1000万円、それが40万円になった。しかし木下さんは、他にも裁判を抱えていて、木下さんがイメージモデルをしていた化粧品会社が、脅迫騒動でイメージを傷つけられたとして、木下さん、元所属事務所等に対し、約3億円の損害賠償を求められているのだ。

今回の動画は、筆者が見た時点で再生回数89万回。これは化粧品会社との裁判に負けたときのための用意として、YouTubeで稼ぐためのいい宣伝にはなったのかもしれない。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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