東京の飲食店お酒2人以下90分午後7時までのバカバカしさ

社会・2021-06-22 10:21
東京の飲食店お酒2人以下90分午後7時までのバカバカしさ
閉じる

緊急事態宣言が解かれ、東京の飲食店は2人以下90分午後7時までを条件にお酒の提供がしていいことになった。

「していいことになった」とはいえ、これまでも「してはいけない」わけではなかった。政府や行政の自粛要請の求めに、多くの飲食店が協力してきただけのことだ。

筆者の近所にある飲食店も、何件か耐え切れずに閉店してしまったり、お酒を提供していたりするお店もあった。
飲食店の人に聞くと、政府行政の要請に協力していたが、協力金がなかなか支払われず、耐え切れなくなって閉店。まるで正直者が損をするということを地で行くようなことが起こっている。

そしてこの度『緊急事態解除』ということで、2人以下90分夜7時までならお酒を提供してもおとがめなしとなった。

しかしこの『2人以下90分夜7時までなら』という条件に疑問を感じている人も少なくないだろう。

政府や行政の言い分は、「お酒を飲むとどうしても声が大きくなり、顔を近づけて喋るなど新型コロナ感染の可能性が高くなる」というものだ。

新型コロナでもっとも注意しなければならないのは、高齢者の感染である。多くの現役世代は、昼間働き夜にお酒を飲むなど飲食を楽しむ。そして感染すると重症化する確率は低い。約8割が無症状だ。

その一方、引退した高齢者世代は、昼にカラオケや昼飲みを楽しみ夜は家に帰って早めに寝る。感染すると重症化する確率が高い。

以前、お酒の提供を夜の8時までとなったとき、多くの居酒屋は、昼間にお店を開けるようになった。そのとき、平日に昼のみをしている人の多くが高齢者であった。それは当たり前のことなのだ。それまでは、居酒屋は昼開いていなかったからだ。行政は高齢者のアル中を増やしたいのだろうか?

もし高齢者の感染を減らしたいのであれば、ワクチン接種を早め、お酒は夜7時までではなく、夜7時から飲めるようにしたほうがいい。そのほうが飲食店も倒産も減ることだろう。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

関連記事
関連タグ
社会新着記事