踏んだり蹴ったりのいきものがかりが紅白に落選した理由

エンタメ・2020-11-24 18:48

男女3人組ユニット・いきものがかりが22日、公式サイトを更新し、予定していた全国ツアーの全27公演を中止することを発表した。

同サイトでは、「この状況下で、メンバー・スタッフなどライブ制作に関わる大人数で全国各地へ移動するというリスクをとりながら、お客様との距離もとりづらいホール会場でのツアーを強行することが果たして最善の判断なのか、改めて検討を重ねてまいりました」と説明。

そのうえで、いきものがかりのライブは、お子様から年配の方々まで幅広い世代が来場していることを説明。「通常のライブに比べても、お客様の安全確保に対してより慎重な判断が必要」、「これらを熟慮したうえで、今回のホールツアーは中止という判断に至りました」とした。

「公演中止による損害はかなりの金額にのぼるのでは。今さら、オンライン公演の体制を整えることも難しかったようで、中止の一択しかなかったようだ」(音楽業界関係者)

同ユニットといえば、2010年に「ありがとう」が主題歌となったNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が空前のブームといえる大ヒット。それがきっかけで老若男女問わず幅広い年齢層のファンを獲得することに成功した。

紅白には08年から昨年まで、活動休止中だった17年を除いて11回出場しすっかり常連だったが今年は落選。

紅白落選に加えツアー中止と踏んだり蹴ったりだが、落選にはそれなりの理由があるようだ。

「昨年夏、そして今年に入って早々、ギターとハーモニカを担当する山下穂尊の女性がらみのスキャンダルが立て続けに報じられてしまった。そのおかげで、昨年も落選危機がささやかれていた。おそらく、NHKは山下の“余罪”が出ることを危惧したのでは」(芸能記者)

山下が身の潔白を証明しない限り、紅白復帰は難しそうだ。

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