カタカナ英語がわからない(泣)

エンタメ・2021-12-21 14:07
カタカナ英語がわからない(泣)
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「あしたのアジェンダはどうなってる? ちゃんとリマインドしてくださいね」
「???」

最近、よくわからないカタカナ英語がよくあって「???」となってしまうことがあります。ちなみにアジェンダは議題とか予定表という意味。リマインドは再確認という意味。でもそれ日本語でいいじゃないと思うことがしばしばありませんか(泣)。

日本人は日常会話の中で、およそ2000近くのカタカナ英語を使っているそうです。なんでも、英語の学習書『海外ドラマはたった350の単語でできている』(Cozy著:西東社刊)という本によると、海外ドラマの「セックス・アンド・ザ・シティ」全話に出てきた英単語数は1万2088個。しかし会話中の約80%が、たった350個の単語で構成されていたそうな。

その本のなかには

「350 個は英会話の超ウルトラ基本単語であり、言いたいことを自由に言うためにはもう少し単語がほしいところですが、それでも、僕自身のこれまでの経験では、500~1000 個の中学校レベルの単語を駆使すれば、あらゆることが言えると感じています」

とあります。

え? 日本人はすでに2000個ほど、カタカナ英語を使ってるんですよね? たぶんですけど、海外ドラマで80%を占めるという350個の単語は、ほぼすべて知っているはずですよね。それでもロクに喋れない自分が情けない(泣)。

もとい、日本人はすでに2000個もカタカナ英語を使っているんなら、もうこれ以上増やさなくてもいいじゃないですか。IT用語とか、日本語にしにくいものはいいとしても、フィックス(決定)だのスペック(能力)だのコンセンサス(合意)だのって、わざわざ英語で言わなくていいじゃない(泣)!

でも「アベック」や「ナウ」なんて言葉も、いまや死語になったし、いま使われているカタカナ英語もやがて、消えていくものがたくさんあるのでしょうね。そしてこれからも新しい言葉がドンドン増えていくんだろうなあ(泣)。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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